筑紫野市内で活動する視覚障がい者への朗読ボランティアを行う
「さくら会」が、公益財団法人みずほ福祉助成財団から
助成金の決定を受けました。
購入する備品は朗読を録音するカセットテープのダビング機です。
「さくら会」では視覚障がい者への録音音声を
現状カセットテープで提供しています。
録音機の世代交代でテープの再生機については未だ比較的手に入るものの、
録音やダビングといった専門機器については、品数が減少傾向にあります。
また、部品の都合で故障時の修理が不可能になりつつあるようです。
今使っているダビング機も時折調子が悪いことがありましたが、
どうにかこうにか使っていました。
若干新品は残っていましたが、高額であるため会としても
困っていました。
そこで助成金を申請したところ財団に事情を考慮していただき
決定の運びとなりました。
「さくら会」ではCD等の新たな録音媒体に向けた取り組みを
行っています。
しかし利用する視覚障がい者へ新たな媒体の再生方法を
知っていただく必要もあり、
すぐに録音媒体を新たなものに切り替える
といったことができません。
また、切り替えたとしても視覚障がい者から可能な間はカセットテープを
希望する場合も考えられます。
(画像クリックで拡大)
今回の助成でスムーズに新たな録音媒体・機器へ
移行できるように期待しています。