8/9(土)、サマーボランティアスクールの第2回目を実施しました
今年度は…「認知症ってなぁに?~私たちにできること~」という
テーマに基づいて3回の学習を進めていきます
第1回目のボランティアスクールは7/27(日)に終了し、
今回が第2回目のボランティアスクールでした。
今回は、夜須高原青少年自然の家にて学習です
認知症についてのお話をしていただいたのは…
「筑紫野市介護を考える家族の会」の世話人の皆さんです
まず…午前中は、『若年性認知症になって そして今を生きる』という
若年性認知症に関する絵本の朗読を聞き…
その後、世話人会代表の山下さんから、
認知症とはどのような病気なのか?、認知症の方との接し方などについての
お話を聞きました
午前中の学習の締めくくりは…世話人会の皆さんによる、
認知症に関する寸劇の公演です
認知症役のおばあちゃんや、そのお嫁さん、声をかけてくれる近所の方など、
様々な配役があります
職員も子供役として、参加させていただきました
時々、笑えるシーンなどもあり、子供たちは劇を通じて、
認知症について学ぶことができたようです
さて、午後からの学習は、児童版徘徊模擬訓練…というのは難しい題名なので、
子どもたちには「人探しゲーム」として、認知症の方が行方不明になったという想定で、
子どもたちに行方不明になった方を探す体験をしてもらいました
子どもたちは、館内において、3つのグループに分かれて、行方不明になった方の情報を元に
それぞれ異なる行方不明者を探しました。
しかも、行方不明者とは別に、ダミーの行方不明者役までいます。
子どもたちは、午前中の学習で習った事を活かして、行方不明者の方に声をかけ、
一緒に本部まで戻ってくることができるのでしょうか…
まず…行方不明者の情報を確認!
名前…服装…体の特徴など…みんなで同じ情報を持ちます。
さぁ!出発です!!
子どもたちは協力して、行方不明者を探していました。
行方不明者らしき人を見つけても…
初めに何て声をかけたら良いんだろう…と、戸惑いも見られましたが、
そこは勇気を持って、「○○さんですか?」と、声をかけていました
どのグループも上手に声かけを行い、
行方不明者役の方と一緒に本部に戻ってくることができました
学習のまとめでは、
子どもたちの感想として…
●声をかけるのに緊張したけど、楽しかった
●違う人に話かけていたらどうしよう…
●一人だったら声をかけれなかった
など、たくさんの感想を聞くことができました
今回は、高校生・大学生の3名のボランティアスタッフが同行してくれました!
学習や遊びを通して、子供たち同士もスタッフとも、だんだん仲良くなってきていました
さぁ!次回のボランティアスクール第3回目は、これまでの学習のまとめになります
グループ別にまとめの学習発表をしてもらう予定です
みんながどのような事を学び、感じてくれたのか…発表が楽しみです